うさぎ好きのみなさん!
うさぎに与えるペレットの適切な量をご存じですか?
うさぎに与えるペレットの量は、うさぎの年齢や体調、体重などによっても変えてあげる必要があります。
今回は、うさぎにペレットを与える際の量について詳しくご紹介させていただきます
うさぎに与えるペレットの量の基準!
では、実際に見ていきましょう。
ペレットは基本的に朝と夕(夜)に与える
まず、ペレットは基本的に朝と夕(夜)の2回に分けて与えます。
これは子うさぎであっても大人のうさぎであっても変わりません。
年齢別に与えるべき量が違う!?
ペレットは主にうさぎの栄養素を補うために与える食べ物です。
そのため、うさぎに与えるペレットの量は年齢毎に違ってきます。
人間でも同じですが、子供の頃に必要な栄養素と年配になってから必要となる栄養素とが異なってくるということですね。
・成長期(生後~6ヵ月)
基本的にこの時期のうさぎは成長に必要な栄養をしっかりと与えてあげなくてはいけません。
ですので、その子が食べることのできる量をしっかり与えてもらって構いません。
しかし、朝と夕(夜)にペレットを与える際に前回与えたペレットを食べきっているくらいが理想です。
ペレットも食べ物ですので時間が経てば痛みます。最初は多めでも構いませんので、その子が食べきることのできるを把握してあげましょう。
また、もし前回与えたペレットの残ってしまっている場合には、そのままにせず古いペレットは処分するようにしましょう。
・成長期後期(6ヵ月~1年)
この半年間はうさぎの体重などにより前後させる必要があります。
基本的にうさぎは種類により、ある程度の適正体重があります。それに比べてまだまだ小さいようであればしっかりと栄養を与える必要もありますが、基本的には生後半年程度で適正体重の前後になるうさぎがほとんどです。
また、うさぎの適正体重は、骨格などにも左右されるので1度、うさぎに知識のある獣医さんの元でご相談されることをお勧めします。
・維持期(1~5歳頃)
この頃になるとうさぎはもうしっかりと成長しきっていますので、うさぎにあった体重を維持できるようにペレットを与えていきます。
基本的には、体重の1~3%と言われていますが、これにこだわる必要はありません。ペレットはペレットでも色々なペレットがあり、そのペレットそれぞれで栄養価などが違ってくるためです。
ですので、獣医さんに相談して聞いた適正体重を維持できるようにペレットを調整しましょう。
・5歳以降(中年期、高齢期)
これ以降はだんだんとうさぎも高齢になっていきます。
消費できるエネルギー量も減り、それに伴い必要な栄養も減っていきます。
そういった状況で今までと同じような栄養を取り続けていると体重が増えすぎてしまいます。
ペレットの量は変えなくても構いませんが、シニア向けのペレットがありますので、そういったものに変えていってあげる必要があります。
ペレットの量は年齢だけではない!
先ほどは年齢毎のある程度のペレットの量の目安ということでお話しましたが、年齢以外にも考慮すべきことはあります。
ペレットの量というのはそのうさぎ毎に消費できるカロリーに合わせて与えることが基本です。
年齢が高くなればなるほど運動量が少なくなるためカロリーを下げて与えなくてはなりませんし、避妊・去勢手術の有無でも消費カロリーが変わってきます。
前述しましたが、うさぎそれぞれの適正体重を維持できるような食事管理が大切になってきます。
うさぎの体重は健康管理に非常に重要ですので、できれば1週間に1回程度はうさぎの体重を量ってあげることをおすすめします。
まとめ:うさぎに与えるペレットの量の基準!
どうでしたでしょうか?
簡易ではありますが、うさぎに与えるペレットの量の基準について解説させていただきました。
うさぎは他のペットと違い非常に繊細な動物です。日々の健康管理は私たち飼い主の役目です。日々の体重に目を配り、うさぎの些細な変化にも気づいてあげることができるように頑張りましょう。