うさぎ チモシー 食べない

うさぎ好きのみなさん!

うさぎがチモシーを食べなくなったことはありませんか?

実は、うさぎにとってチモシーは非常に重要なものなのです。

今回は、そんな「うさぎのチモシーを食べないときの原因と対処方法」について詳しくご紹介させていただきます。

 

うさぎがチモシーを食べないのは超危険!?原因と対処方法について

では、まずうさぎにとってのチモシーの重要性について知っていきましょう。

うさぎにとってチモシーは命の源!?

うさぎの腸は非常に長く、チモシーなどの繊維質の物を食べることで腸、消化器の活動を活発化させています。うさぎがチモシーを食べなくなると腸や消化器の運動機能の低下に繋がり命に関わると言われています。

また、うさぎの歯は生え変わることなく伸び続けます。その歯が伸び続けると歯の噛み合わせが悪くなったり、場合によっては不正咬合という病気になることがあります。これは、チモシーを擦り潰して食べることにより、歯を削って歯の伸びすぎを防いでいるのです。

不正咬合は別の病気も引き起こし非常に危険なものなのです。

 

以上の2つの理由により、うさぎにとってチモシーは非常に重要なものです。

うさぎがチモシーを食べない原因!

うさぎがチモシーを食べない原因はいくつか考えられます。

  • チモシーが湿気ている

チモシーも多めに出し過ぎていたり、長い間置いておくと湿気て食感が変わるためうさぎが食べなくなることが多いです。

うちでは基本的に朝、晩と必ず食べていても食べていなくてもチモシーは変えるようにしています。長いこと出しているチモシーは衛生的にも良くありませんので、1日2回は変えるようにしましょう。

また、同時にチモシーを入れてある袋はしっかりと縛っておきましょう。チモシーが入っている袋にはチャックのようなものがついていることが少なく、きっちり縛れずに空気が入ってしまうと中のチモシーが湿気てしまう原因になりますので、輪ゴムや洗濯ばさみなどで封をするようにしておきましょう。

  • 体調不良で食べることができない

人間も体調が悪いときには食欲が無くなりますが、うさぎももちろん体調が悪いときには食欲がなくなることがあります。

何かしらの重い病気を抱えている場合、腸の活動が弱まっている場合、不正咬合などの歯の異常などが原因で食べられなくなっている可能性があります。

体調不良でチモシーが食べれない場合には、他のペレットやおやつなどをあげても食べないことがほとんどですので、まずはうさぎの好きなおやつなどをあげてみましょう。もし、おやつなどは食べるようであれば体調不良ではなく、他の原因がある可能性が高いです。

  • チモシーに飽きた

人間なども同じように毎日同じものを食べていると飽きてしまいますよね。

それと同じように動物も毎日同じものを食べていると少なからず飽きがきてしまうことがあります。

また、同じチモシーでも収穫時期によって少し風味が違ったりして食べなくなるうさぎもいます。

チモシーを食べないときの対処方法!

  • 定期的にチモシーは新しいものに取りかえる!

前述していますが、チモシーは1日に2回は朝、夕と必ず残っていても残っているものは捨てて新しいチモシーに取り替えましょう。

うさぎは味に敏感なので、湿気や風味の低下したチモシーを食べなくなることがあります。

  • 色々な種類のチモシーを食べさせよう!

普段から複数の種類のチモシーを与えるようにしておきましょう。

前述したようにうさぎにとってチモシーを食べることは命の源です。何かの原因でチモシーを食べなくなったときに違うチモシーなら食べてくれるという場合もあり、複数のチモシーを用意しておくことは非常に重要です。

以下にいくつかチモシーの種類をご紹介しておきます。

自分で何を選んでいいのか分からないという方は、是非下記からいくつか用意してみましょう。









  • チモシー入れを変えてみましょう!

うさぎには食べやすい高さや入れ物などがあり、少し高さを変えてあげたり、チモシーの入れ物をボール状のものから据え置き型のものに変えたりするだけでもチモシーを食べる量が変わったりします。

もし、少しチモシーを食べてくれる量が少ないかな?と思っている方は少し変化をつけてあげてみてください。

まとめ:うさぎがチモシーを食べないのは超危険!?原因と対処方法について

どうでしたでしょうか。

チモシーはうさぎにとって非常に重要なものです。

私はうさぎ飼いのみなさんには、是非チモシー好きなうさぎに育ててあげてほしいと思っています。チモシーを食べることで病気にもなりにくく、健康にも非常に大切です。

ほんとうにうさぎのことを大切にしたいというのであれば、好きなおやつやペレットなどをたくさんあげる!というのではなく、チモシーをしっかり食べる元気で丈夫なうさぎさんに育ててあげてください。